
Eschatologiah
あらすじ
ヤオは洗礼式に招待したサリーの帰郷を待つ。子供達にフェリツ国の歴史を語り伝えながら――。
時は遡って5世紀の千年王国。光動力機関の普及と大陸幹線道路の建設――順風満帆であるはずのフェリックス王の計画は、ある条約によって暗転した。
「ハルマゲドンの戦い」の終着地となった、ヨシャパテの谷の「遺物」にかかわる国際条約締結。国家間の利害、信仰と欲望、繁栄の地に横たわる死の記憶。
失意のフェリックスは森へと姿を消す。土を食み、飢え、忘我の果てに、“菌魂転送”と呼ばれる秘術を編み出す。
「未来を回顧する」千年王国ファンタジーの決定版、幻想聖典エスキャトロギヤ第6章。
また一歩、王国の深みへ――。
目次
主要登場人物
| 🐜ヤオ | 演習林の庭師。ウクレレを練習中。フェリツ建国の歴史に詳しい。 |
| 🐜モモ | マロニエの次女。「ポンパドーター」がまだ言えない。 |
| 🐜ミズキ | マロニエの長女。悲劇にロマンを感じるお年頃。 |
| 🥬マロニエ | 農家の嫁。 |
| 🌱ムクとネム | マロニエの息子たち。 |
| 👑フェリックス | フェリツ王族でフェリツ開拓全史の著者。くじ運が強い。 |
各話リンク
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第6章 ヨシャパテ条約/第1話 日向|千年王国ファンタジー 幻想聖典エスキャトロギヤ
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第6章 ヨシャパテ条約/第2話 再任|千年王国ファンタジー 幻想聖典エスキャトロギヤ
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第6章 ヨシャパテ条約/第3話 躍進|千年王国ファンタジー 幻想聖典エスキャトロギヤ
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第6章 ヨシャパテ条約/第4話 遺物|千年王国ファンタジー 幻想聖典エスキャトロギヤ
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第6章 ヨシャパテ条約/第5話 誤算|千年王国ファンタジー 幻想聖典エスキャトロギヤ
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第6章 ヨシャパテ条約/第6話 地底|千年王国ファンタジー 幻想聖典エスキャトロギヤ
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第6章 ヨシャパテ条約/第7話 屈伏|千年王国ファンタジー 幻想聖典エスキャトロギヤ
千年王国 世界観ナビ
用語解説
フェリツ開拓全史:八百八十八年時点で、フェリツ開拓全史は五刊発売されています。当初は三刊でしたが、フェリックス王のエピソードが絶えないために、増刊しました。
ボーウイー伯爵夫妻:貴族でありながらポンパドーターはじめ各種の発明に従事した伝説の夫婦です。欲がなく、発明品のほとんどの特許は取得していません。
大惨憺時代:ヨハネの黙示録による大患難時代に同じです。
ヨシャパテ条約:千年王国紀四七六年に締結された国際条約です。「前人類の遺物」の採掘量と輸出量の把握を国家に義務付け、収益の上限を定めるというものです。無秩序な遺物採掘が横行したためにツァヴァヰェ議会が定めました。
菌魂転送:フェリックス王が野山を彷徨ううちに編み出した奇術。栄光の姿が物理空間に縛られず移動できることと、菌界がネットワークで繋がっていることを利用した移動手段。
聖書ファンタジーとしてのワールドビルディング
ヨシャパテの谷:ヨエル書3:12〜13、および黙示録14:17〜20の預言から。大患難時代(作中では大惨憺時代)の最終決戦(ハルマゲドンの戦い)で、反キリストの軍勢はケデロンの谷(ヨシャパテの谷、ヨシャファテの谷)に追い詰められ、再臨のメシアの裁きによって、その血が馬のくつわに届くほどに流れ出るといいます。距離は約300km(1600スタディオン)にわたってです。文字通りの死屍累々です。














