At the Intersection of Theology and Information Technology

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Digital Theology Reviewについて

Digital Theology Review(DTR:デジタル神学レビュー) は、デジタル技術・デジタル文化と、神学・宗教・人文学との交差領域を日本語圏向けに継続的にレビューする、Wry Wonders内のメディアです。

AI、デジタルメディア、オンライン宗教実践、計算的方法、デジタル・ヒューマニティーズなどを手がかりに、「デジタル化によって神学や宗教はどう変わるのか」「神学や人文学はデジタル社会をどのように捉え直せるのか」を考えます。

DTRは学術誌ではありません。また、特定の教会・研究機関を代表する媒体でもありません。研究論文、書籍、研究機関の活動、一次資料、技術動向などを参照しながら、専門的な議論を日本語で見渡し、そこから新しい問いを立てるための独立したレビュー/研究メディアです。

神学と情報技術の間で

デジタル技術とキリスト教をめぐる議論では、「AIを使ってよいのか」「新しい技術は倫理的に問題がないのか」といった問いが前面に出ることがあります。

しかしデジタル化がもたらしている変化は、倫理だけには収まりません。

聖書を読むためのインターフェースが変われば、私たちがテキストを発見し、読む経路も変わります。宗教共同体がオンラインへ移れば、共同体の境界や権威のあり方も変わります。AIや自然言語処理を研究に用いれば、これまで人間だけが行ってきた解釈や分類についても、あらためて問い直す必要が生じます。

こうした変化を「新しい技術への賛否」だけで捉えるのではなく、神学・宗教学・人文学・情報技術のあいだを往復しながら考えます。

技術が神学や宗教をどう変えるのか。神学や人文学からデジタル文化を見直したとき、何が見えてくるのか。

その両方向を扱うことが、DTRの基本姿勢です。

4つの研究領域を横断

主に次の4領域を扱います

デジタル宗教
Digital Religion

オンライン礼拝、SNS上の宗教活動、宗教コミュニティ、宗教DXなど、「デジタル社会の中で宗教に何が起きているのか」を観察します。

デジタル・ヒューマニティーズ — Digital Humanities

デジタル技術と人文学の関係を扱う広い研究領域です。

データベース、テキスト分析、デジタルアーカイブ、TEI、可視化といった研究方法だけでなく、デジタル化によって知識の保存、公開、評価、標準化、研究インフラがどう変化するのかも含まれます。

DTRでは、とくに神学・宗教研究との接点を中心に扱います。

4領域は、完全に独立しているわけではありません。

たとえば「AIによる聖書解釈」という一つのテーマだけでも、AIを神学的にどう評価するかというデジタル神学の問い、宗教的権威がどこへ移動するのかというデジタル宗教の問い、自然言語処理によって何を分析できるかという計算神学の問い、そしてデジタル技術が人文学的解釈をどう変えるかというデジタル・ヒューマニティーズの問いが重なります。

  • デジタル技術は、神学の問いや方法そのものをどう変えるのか。
  • 聖書や宗教的情報がアルゴリズムによって媒介されるとき、解釈の権威はどこに置かれるのか。
  • オンラインとオフラインが融合した宗教実践を、従来の教会・共同体概念だけで説明できるのか。
  • AIや計算的方法は、聖書・神学研究のどこまでを扱うことができるのか。
  • デジタル技術によって、人文学における知識の生産・保存・公開・評価はどう変化しているのか。
  • そして、その変化のなかにある、人間・共同体・信仰・知識とは何なのか。

問いに一つの答えを与えることよりも、問いをより精密にすることを重視しています。

ニュース

カンファレンス、研究プロジェクト、出版物など、この領域で起きている新しい動きを紹介します。

レビュー

書籍、論文、報告書、研究プロジェクトなどを紹介し、その意義や位置づけを考えます。

解説

デジタル神学、デジタル宗教、計算神学、デジタル・ヒューマニティーズに関係する概念や議論を、専門外の読者にも追える形で整理します。

研究ノート

計算的方法の再現、データ分析、方法論上の試行など、完成した論考になる以前の研究過程も記録します。

世界の研究動向を、深く、早く

本媒体では可能な限り研究機関、大学、学術出版社、査読論文、公式報告書などの一次資料・信頼性の高い資料を確認したうえで記事を作成します。

一方でDTRは査読付き学術誌ではありません。掲載内容には運営者による解釈、仮説、研究途中の考察が含まれる場合があります。

調査・資料整理・翻訳補助・草稿作成などにAIを利用することがありますが、参照資料の確認、内容の判断、記事としての最終的な責任は運営者が負います。AIによる出力そのものを根拠として事実を確定することはしません。

また、公開後に誤りや新しい資料が確認された場合は、必要に応じて記事を修正・更新します。

火水イリイについて

Digital Theology Reviewは、Wry Wondersを運営する火水イリイによる個人プロジェクトです。

創作活動と並行して、デジタル神学、デジタル宗教、計算神学、デジタル・ヒューマニティーズの交差領域について調査・執筆しています。

詳しいプロフィールについては、運営者プロフィールをご覧ください。

DTRを読む

初めてDTRを訪れた方は、関心のある研究領域から記事を探すことができます。

[デジタル神学]
[デジタル宗教]
[計算神学]
[デジタル・ヒューマニティーズ]

現在の特集では、「教会とAI」を扱っています。

→ [特集:教会とAI]

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